通算2388安打&3度のGG賞・マーケイキスが現役引退「本当に幸運だった」

現役引退を表明したニック・マーケイキス【写真:AP】
現役引退を表明したニック・マーケイキス【写真:AP】

マイナー時代のマーケイキスを知るオリオールズのハイド監督も惜別

 ブレーブスからFAとなっていた通算2388安打を誇るニック・マーケイキス外野手が現役引退を表明した。3度のゴールドグラブ賞を受賞した名手は「頃合いだと思う。何年もの間プレーできて僕は本当に幸運だった」と語った。MLB公式サイトが伝えている。

 マーケイキスは昨シーズンに一度は新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し出場辞退を表明していたが、8月に復帰しブレーブスのナ・リーグ東地区3連覇に貢献。オフにFAとなっていたが現役引退を決断した。

 通算2154試合に出場し打率.288、2388安打、189本塁打、1046打点の成績を残し、3度のゴールドグラブ賞を獲得するなど一時代を築いた名手は「頃合いだと思う。これに関して僕の中で主に頭にあることは、間違いなく僕の子供たちと家族のこと。何年もの間プレーできて僕は本当に幸運だった。同じ経験を多くの人ができるわけではない。常日頃から感謝しているんだ」と語った。

 マイナー時代のマーケイキスを知るオリオールズのブランドン・ハイド監督は「彼は実力のある若き左打者だった。当時から感心させられた。このクラブハウスで彼と話をした人は、リーダーシップの面や同僚としての姿に大きな敬意を持っている。昔から知っていて今もここにいる人間たちにとって彼は大事な存在。素晴らしいキャリアを過ごした」と惜別のメッセージを送っていた。

(Full-Count編集部)

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