大谷翔平、第1打席で中前安打 野手で出場したOP戦全試合で快音
前日は右手中指のマメの影響で3回途中7失点で降板
■ドジャース ー エンゼルス(オープン戦・日本時間31日・ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地ドジャースタジアムで行われたドジャースとのオープン戦に「2番・DH」でスタメン出場した。初回の第1打席でヒットを放った。
前日のドジャース戦では右手中指にできたマメの影響もあって、3本塁打を浴びるなど4安打5四球7失点で3回途中で降板していた大谷。今季初めて、登板翌日に打者として出場すると、ドジャース先発のダスティン・メイ投手からいきなり快音。98.6マイル(約158.7キロ)のシンカーを弾き返すと、打球はシフトを敷いた二遊間を抜けた。
マメの影響を心配された大谷だったが、ジョー・マドン監督が「(トレーナーの)アダムに話をしたが、彼はマメのことについて全く心配していなかった。彼(大谷)は大丈夫だろうと私は思っている」と語っていた通り、打撃面への影響はなし。いきなり第1打席でヒットを放った。3回の第2打席は二ゴロに倒れた。
大谷は今季のオープン戦で、リアル二刀流を含め、打者として12試合に出場して29打数16安打で打率.552、5本塁打8打点と結果を残してきた。開幕前最後のオープン戦となったこの日のヒットで野手として出場したオープン戦全試合で安打を放ち、開幕を迎えることになる。