前田健太、初の開幕投手も5回途中2失点で白星ならず チームはサヨナラ負け

開幕戦のマウンドに上がったツインズ・前田健太【写真:Getty Images】
開幕戦のマウンドに上がったツインズ・前田健太【写真:Getty Images】

日本人2投手の開幕投手はダル&田中の2017年以来4年ぶり

■ブルワーズ 6ー5 ツインズ(日本時間2日・ミルウォーキー)

 ツインズの前田健太投手は1日(日本時間2日)、メジャー6年目で初の開幕投手を務めた。敵地・ブルワーズ戦で5回途中6安打2失点(自責1)で降板し、今季初勝利はならなかった。チームは終始リードを保ち終盤を迎えたが、3点リードで迎えた9回に同点に追いつかれ、延長10回に5-6でサヨナラ負けした。

 前田初回、3者凡退と順調な立ち上がり。しかし、2回以降は苦しんだ。2回は無死一、二塁のピンチをしのいだものの、2点先取した3回は2死満塁からショーに押し出し四球を献上。4回は2死から一、二塁としたものの、ヒウラを空振り三振に抑えた。

 5回、先頭・イエリッチの右前打、遊撃・シモンズのエラーなどで1死一、二塁のピンチを招いたところで降板。4回1/3で88球(ストライク57球)、5奪三振3四死球、6安打2失点(自責1)で防御率2.08となった。打席では4回に三犠打を決め、続くアラエスの中前適時打を演出した。

 前田は広島時代に開幕投手を5回務めた経験がある。また、パドレスのダルビッシュ有投手も本拠地・ダイヤモンドバックス戦で4年ぶりの開幕投手を務めた。日本人2投手が開幕投手を務めるのは、2017年のダルビッシュ(レンジャーズ)、田中将大(ヤンキース)以来4年ぶりで、同日開幕投手は史上初だった。

(Full-Count編集部)

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