大谷翔平、登板前日の4日も打者で出場 指揮官が明言「彼は打ちたがっている」

9回に1号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平(右)【写真:Getty Images】
9回に1号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平(右)【写真:Getty Images】

これまでは登板前日は投手調整日、今季は大谷の意向を尊重

■Wソックス 12ー8 エンゼルス(日本時間3日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地で行われたホワイトソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。9回の第5打席で右中間へ今季初安打となる1号2ランを放った。4日(同5日)の本拠地・ホワイトソックス戦では、投手として今季初登板を迎えるが、ジョー・マドン監督はこの日、登板前日となる3日(同4日)の開幕3戦目の同カードにも打者として出場することを明らかにした。

 これまでエンゼルスは、大谷のNPB時代の二刀流起用法を踏襲。登板前日は投手調整日にあて、登板翌日は休養日となっていた。しかし指揮官は今季、大谷の意向を聞きながら出場方針を決めていく意向を明言。そして登板前々日となったこの日、試合後の会見で「彼は出場したがっている。打ちたがっている」と大谷の意向を明らかにし、前日の試合にも打者として出場することになった。

 大谷は1日(同2日)の開幕戦から2試合続けて「2番・指名打者」で出場。オープン戦では、登板日に打者としても打席に立つ“リアル二刀流”で出場ししていた。登板前日の出場は、二刀流完全復活だけでなく、投打でシーズンフル回転するための試金石となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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