大谷翔平は「野球界で誰も見たことない存在」 敵軍左腕が二刀流を激賞

ロイヤルズ戦で「2番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ロイヤルズ戦で「2番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

通算65勝左腕ダフィー「彼は間違いなくスペシャルな存在だ。滅多に見られるものではない」

■ロイヤルズ 3ー2 エンゼルス(日本時間14日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のロイヤルズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。初回の遊撃内野安打で6試合連続安打をマーク。5回の第3打席で特大4号ソロを放つと、9回の右前打で2試合連続の猛打賞を記録した。打率.364に上げた二刀流を、敵軍先発の通算65勝左腕ダニー・ダフィー、好打者ウィット・メリフィールド内野手も称賛した。地元放送局「バリースポーツ・カンザスシティ」の公式ツイッターが伝えている。

 大谷は初回1死で遊撃内野安打。秒速29.5フィート(約9メートル)という快足だった。ダフィーからの特大弾は2点を追う5回2死。スライダーをバックスクリーン右へ運んだ。試合後、2015年ワールドシリーズ制覇に貢献し、2017年WBCで米国代表に選ばれた32歳左腕は目を丸くして賛辞の言葉を並べた。

「野球界で彼のような存在は誰も見たことがなかったと思う。誰と対戦しようと自分のことに集中するだけだ。でも、彼は間違いなくスペシャルな存在だ。信じられないくらいの才能の持ち主だ。投打両方でトップクラスの数値を残している。そんなことは滅多に見られるものではない」

 2度の盗塁王を受賞したメリフィールドも大谷について、「オオタニは集中しているね。スイングする度、強烈な打球を飛ばしてくる気がするんだ」と戦々恐々だった。ロイヤルズは3-2で勝利したものの、打者・大谷には恐れ入ったようだった。

(Full-Count編集部)

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