楽天・田中将大、国内復帰初登板でいきなり被弾 中田に先制2ラン浴び場内ざわつく
2722日ぶり国内での公式戦、右ヒラメ筋損傷から3週間遅れで登板
■日本ハム ー 楽天(17日・東京ドーム)
楽天の田中将大投手が17日、国内復帰後初の公式戦となる日本ハム戦(東京ドーム)に先発した。注目の初回にいきなり中田から先制の本塁打を浴びた。
田中将は、先頭の西川を148キロのストレートで空振り三振に仕留めると、続く渡邉は遊撃の小深田の好守にも助けられて遊ゴロに。近藤に対しては最速151キロも記録したが、1球もストライクが入らずに四球。そして迎えた4番・中田に左中間スタンドに2ランを浴びていきなり2点を失った。続く浅間にも右翼線二塁打を浴びたが、大田は遊ゴロに抑えて2安打2失点で初回を終えた。
春季キャンプで実戦初登板となった2月20日の日本ハムとの練習試合でも、初回に中田から3ランを被弾。くしくも同じ相手から手痛い一発となった。
国内での公式戦は、2013年11月3日の巨人との日本シリーズ第7戦以来2722日ぶり。当初は、開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦(楽天生命パーク)の先発が予定されていたが、直前になって「右ヒラメ筋損傷」と診断されて回避。その後は1軍で調整を続け、3週間遅れで復帰マウンドを迎えた。
プロ1年目の2007年からヤンキースに移籍するまでの7年間でNPBで挙げた白星は99。古巣復帰のお披露目舞台で、100勝の節目に届くか注目が集まる。