8連敗中のDeNAが打線テコ入れ ルーキー牧をプロ初5番抜擢、宮崎を6番に

DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】
DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】

最下位低迷で三浦監督決断「違う対策をしてトライしていくしかない」

 ハマの番長が動いた。8連敗中のDeNAは18日の巨人戦(横浜スタジアム)で打線をテコ入れして臨む。前日(17日)時点でリーグトップの18打点、同2位の6本塁打、同3位の打率.350と活躍しているドラフト2位ルーキーの牧秀悟内野手をプロ初の5番に据え、宮崎敏郎内野手を今季初の2番(昨季は8試合)に入れた。

 DeNAは今季20試合を消化し、早くも首位の阪神に11ゲーム差、5位の中日にも4ゲーム差をつけられている。コロナ禍で来日が遅れていたソト、オースティンが今月15日からスタメンに復帰しても状態は上向かず、三浦大輔監督は前日の試合後、「これまでもスコアラーの方を含めて対策を講じてきたが、結果的になかなか得点できない以上、違う対策をしてトライしていくしかない」と語っていた。

 前日の同カードのスタメンは1番から関根、牧、オースティン、佐野、ソト、宮崎、倉本、嶺井の並び。この日は1番から桑原、宮崎、オースティン、佐野、牧、ソト、大和、戸柱の並びに一新した。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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