投打かみ合ったDeNAが5連勝で首位キープ 3勝目の三嶋は女房役に感謝
本拠地のお立ち台にロペス「うれしい」、関根「幸せ」
DeNAが6日のヤクルト戦で5連勝、貯金を今季最多の6に伸ばし、両リーグ一番乗りで20勝に到達した。三嶋一輝投手が7回6安打2失点で自身2連勝。今季3勝目をマークした。
立ち上がりから毎回のように走者を背負いながら粘投した背番号17。「思い切って攻めて勝つことができればいいと思っていた。調子が良くなかったけど、捕手の高城がスライダーとチェンジアップをうまく組み合わせてくれて本当に助かりました」と女房役の好リードに感謝した。
法大からドラフト2位で入団。1年目には6勝を挙げ、侍ジャパンにも選出されたが、昨季は1勝と苦しんだ。それでも、3年目の今季は開幕から先発ローテーションを守り、しっかりと役割を果たしている。「安定したピッチングを続けて、しっかり首位をキープしたい」と自覚はたっぷりだ。
チームは本拠地7連勝で、GWで満員の横浜スタジアムを沸かせた。4回に先制打を放ち、ホームでは初めてヒーローインタビューを受けたロペスは「今は緊張しているけど、たくさんの歓声の中で立ててうれしい」と笑顔。6回に走者一掃の3点三塁打を放った関根も「チャンスの場面で出していただいたことに感謝。満員でのヒーローインタビューに立てて幸せです」と話し、喝さいを浴びた。
先発投手と好調な打線ががっちりとかみ合ったDeNA。ゴールデンウィークが終わっても、この勢いはまだ止まりそうにない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count