大谷翔平、メジャートップタイ決勝7号 5戦3発に手応え「いい打席が続いている」
269日ぶり2戦連発は初の登板前日弾
■エンゼルス 4ー2 アストロズ(日本時間26日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地のアストロズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。3打席凡退で迎えた8回の第4打席で2試合連発となる決勝の7号ソロを放った。シーズン7本塁打はこの時点でメジャートップタイ。5打数1安打1打点で打率.286。チームは4-2で競り勝ち、連敗を4でストップ。勝率5割に戻した。
会心の一発は2-2で迎えた8回先頭だった。1ストライクから、2番手右腕ガルシアの92.5マイル(約148.9キロ)の外角フォーシームを捉えた。バックスクリーン右へ飛び込む勝ち越しの7号ソロ。2試合連発は公式戦6度目で、2020年7月29、30日(同30、31日)のマリナーズ戦以来269日ぶりだ。打球速度107マイル(約172.2キロ)、飛距離440フィート(約134.1メートル)、打球角度27度。左手を突き上げて喜んだ。
大谷は「追いつかれたので、出ることだけ考えていきました。たぶん投げ損じの真っすぐだと思うんですけど、変化球が来るかなと思っていたので、びっくりした感じでしたけど、いい感じで上がってくれて良かったです。打ち取られている打球もまぁまぁいいので。見え方も悪くないですし、全体的にいい打席がここ何試合か続いているかなと思います」と振り返った。
マドン監督は「あれは完全にボールを粉砕したね」と称賛した。5打数1安打1打点で打率.286。チームは4-2で競り勝ち、連敗を4でストップ。勝率5割に戻した。
今季3度目の登板となる26日(同27日)の敵地・レンジャーズ戦の打者起用について、マドン監督は「明日彼に打たせないというのは難しいことだ」と投打同時出場させる意向を示した。初の登板前日アーチで、今季初勝利のかかる26日へ弾みをつけた。
(Full-Count編集部)