大谷翔平、5試合ぶり無安打で打率.286 初のリアル二刀流翌日スタメン直訴も実らず

レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

マドン監督にDH出場を直訴も4打数無安打

■レンジャーズ 6ー1 エンゼルス(日本時間28日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のレンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場。4打数で5試合ぶりの無安打に終わった。打率.286。チームは1-6で敗れて連勝は2でストップ。勝率5割に逆戻りした。

 3年ぶりの復活勝利から一夜明け。右腕フォルタネビッチと対戦した初回無死二塁、3回1死と2打席連続で右飛に打ち取られて、5回1死一、二塁は空振り三振。左腕キングと対した7回1死一塁は三ゴロに倒れた。

 前夜にメジャー2度目の投打同時出場した。5回9奪三振3安打4失点に抑え、打撃では今季7度目のマルチ安打をマーク。1072日ぶりの復活勝利を挙げた。その試合後。マドン監督に指名打者での出場を直訴した。

「昨夜、私のところに来て、『明日は打ちたい』と言ってきた。私は『分かった、議論するつもりはないよ。体調が良い限りは。それが君と話して決めた内容の1つだからね』という感じだった」とマドン監督。“制限なし”で二刀流起用法を探る指揮官の期待に応えたいところだったが、この日は快音は出なかった。

(Full-Count編集部)

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