曲がりすぎて「悪魔だ」 大谷翔平の“不公平”な魔球が「常軌を逸している」

バックドアのスライダーが話題のエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
バックドアのスライダーが話題のエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

左打者に投じたバックドアのスライダーに“投球研究家”が着目

■エンゼルス 9ー4 レンジャーズ(日本時間27日・テキサス)

 エンゼルス大谷翔平投手は26日(日本時間27日)のレンジャーズ戦に「2番・投手」で今季3度目の先発。5回を3安打9奪三振4失点で1072日ぶりの白星を飾った。「ピッチング・ニンジャ」として知られる“投球研究家”のロブ・フリードマン氏は左打者に投じたバックドアのスライダーに着目している。

 フリードマン氏は自身のツイッターに、大谷がブロック・ホルト内野手に対して直球とスライダーを投げる動画を重ねた「オーバーレイ動画」を投稿。カート・スズキ捕手がボールを受ける位置はほぼ同じなのに、その軌道は全く異なっている。バックドアのスライダーは外角ボールゾーンから滑るように曲がり、ストライクゾーンへと“侵入”している。

 フリードマン氏が「97マイル(約156.1キロ)のファストボール(空振り)&不公平な82マイル(約132キロ)のバックドアスライダー(見逃し三振)、このスライダーがどれだけホームプレートから遠く離れたところから来たかわかるだろう」として動画投稿したところ、ファンは驚きの声を次々と寄せている。

「完全に不公平」「これは違法にすべき」「魔法だ!」「クレイジー」「常軌を逸している」「オオタニは悪魔だ」「オオタニは絶対見るべき選手」「ホームラン数でもトップに立つんだろ? 本当に不公平だ」「これはアートだ」「理解が追いつかない」「これはコメディだ」「なんて魔法だこれは? 現実のものじゃない」。100マイル(約161キロ)超の速球に“宝刀”スプリット、そして“魔球”スライダー。打撃のみならず、投手としても大谷翔平はさらなる進化を遂げているようだ。

【動画】大谷翔平の直球とスライダーの軌道

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