前田健太、今季2勝目の権利持って降板 6回途中無失点8奪三振の好投
4月7日のタイガース戦以来、白星から遠ざかっている
■ツインズ ー レンジャーズ(日本時間4日・ミネソタ)
ツインズの前田健太投手が3日(日本時間4日)、本拠地でのレンジャーズ戦に先発し、今季2勝目の権利を手にして降板した。レンジャーズを相手に奪三振ショーを展開。6回1死まで2安打無失点8奪三振と好投。ツインズは2点をリードしており、前田は勝利投手の権利を掴んだ。
今季6試合目の先発となった前田。直近2試合はともに3本塁打を浴びて7失点、5失点と苦しい投球となっていたが、この日は次々に三振を奪った。初回2死から、ロウを見逃し三振に仕留めて3者凡退で立ち上がった。
2回には四球とダールの中前安打などで2死二、三塁のピンチを招いたものの、カルバーソンを空振り三振に。3回も2死から四球と単打などで二、三塁とされたが、ギャロを空振り三振に仕留めて窮地を脱した。4回はガルシア、ダールと連続三振を奪って3連続三振とした。
5回はカルバーソン、トレビーノを内野ゴロに仕留め、カルフーンはこの日8個目の三振を見逃し三振で奪った。6回もマウンドに上がると、先頭のソラックを三ゴロに仕留めて1死としたところで降板に。前田は5回1/3を投げて2安打無失点8奪三振の好投だった。
ツインズは2回に相手守備陣のミスで先制。3回にはドナルドソンの適時二塁打で1点を追加し、5回を終えて2点をリードしており、前田は勝利投手の権利を手にした。前田は4月7日のタイガース戦以降、白星から遠ざかっており、勝てば、ほぼ1か月ぶりの白星となる。
(Full-Count編集部)