Wソックス指揮官、“愛弟子”プホルスの獲得断念 「残念だがフィットする余地はない」

エンゼルスを戦力外となったアルバート・プホルス【写真:AP】
エンゼルスを戦力外となったアルバート・プホルス【写真:AP】

「ナ・リーグか別の地区でプレーすることを願っている」

 エンゼルスを戦力外となったアルバート・プホルス内野手は新天地でプレーすることができるのだろうか? カージナルス時代に師弟関係だったホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督は、「残念だが、ここではフィットする余地はない」と、獲得に消極的であることを口にした。MLB公式サイトが伝えている。

 カージナルス時代には、ラルーサ監督とプホルスは11年間で2度のワールドシリーズを制覇。10年連続で打率3割30本100打点をマークするなど、主砲としてチームを支え“師弟関係”を築いていた。プホルスの去就についてMLB公式は「ここではフィットする余地はない」と、ラルーサ監督のコメントを紹介した。

 現在、ア・リーグ中地区で首位のホワイトソックスには、主砲アブレイユが一塁を守り、DHにも打率.357、5本塁打とメルセデスが好調をキープ。この現状に指揮官は「残念だが、ここではフィットする余地はない」と、獲得を見送る考えを明かしている。

 ただ、これまでの実績を称え、まだプレーできる状態であることを強調し「私としては彼がナ・リーグか、もしくは別の地区でプレーすることを願っている。彼を決して過小評価しない」と、現役続行に期待を込めていた。

(Full-Count編集部)

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