大谷翔平、7戦ぶりリーグトップタイ11号ソロ グリーンモンスター越える特大弾
19日の先発登板の回避が決まるも、6試合ぶりのマルチ安打
■Rソックス 4ー3 エンゼルス(日本時間15日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が7試合ぶりの一発となる11号ソロを放った。14日(日本時間15日)、敵地でのレッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席で初対戦となった右腕ニック・ピベッタ投手から左翼フェンス直撃の二塁打を放つと、6回の第3打席で特大のアーチをかけた。なお、エンゼルスは3-4の逆転負けで3連敗を喫した。
7試合ぶりの一発が飛び出した。初回の第1打席でピベッタが投じたカーブを捉えて左翼フェンス直撃の二塁打。3回の第2打席は空振り三振に倒れたが、第3打席で今度はカーブを左翼スタンドへと運んだ。左翼にそびえ立つ約11メートルのグリーンモンスターを越えていく驚愕の一発。二刀流の“元祖”ベーブ・ルースがプロデビューを果たしたボストンのフェンウェイパーク初めての本塁打となった。
投打同時出場も含め、この日で全37試合に出場している大谷。試合前にジョー・マドン監督は、18日(日本時間19日)のインディアンス戦で見込まれていた次回先発登板予定を、疲労のため先送りすると明かしたが、欠場することなく打席に立ち、そして結果を残してみせた。
今季11本塁打目となり、インディアンスのホセ・ラミレスに並び、本塁打数はア・リーグトップタイに再浮上。6日の(同7日)のレイズ戦以来、本塁打が出ておらず、7試合ぶりの本塁打となった。また、この日2安打として、7日(同8日)のレイズ戦以来6試合ぶりのマルチ安打となった。
エンゼルスは大谷の本塁打で1点差に迫ると、7回にイグレシアスの2点適時二塁打で一度は逆転に成功。だが、その裏にワトソンがダルベックに逆転2ランを食らって敗れた。