ハム清宮、初の屋外フリー打撃で柵越え14本 圧巻パワー見せ「楽しかった」

練習後サインに応じる清宮幸太郎(左端)【写真:沢井史】
練習後サインに応じる清宮幸太郎(左端)【写真:沢井史】

57スイングで14発、終了後には約30分のサインを“完走”し拍手も

 日本ハムの清宮幸太郎内野手が21日、プロに入って初の屋外でのフリー打撃に臨み、57スイング中14本の柵越えを放つなど、変わらないパワーを見せつけた。

 その後のフリー打撃では守備につき、ノックでは三塁もこなした。仕上げはランメニューだったが、先輩は8本のタイム走だったのに対し、清宮は6本。「自分はなぜか、いつも少なめなんですよね」と返すも、プロに入って初めて打撃メニューをこなしたことに関しては「楽しかったです。(14本のサク越えは)強風にも助けられました。右手親指のけがは、もう影響はないです。明日からも思い切っていけそうです」と、すがすがしい表情を見せた。

 練習後は、サブグランド横で並んだファン全員にサインに応じた。最長40メートルほどにもなった列がなくなったのは約30分後。全て終わった瞬間、ずっとペンを走らせ続けた清宮に対して、近くで他の選手を待つファンから拍手が起こる一幕もあった。

(沢井史 / Fumi Sawai)

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