オリックス、田中将大から3973日ぶり白星 吉田正が逆転3ラン、Aクラス射程圏内

逆転3ランを放ったオリックス・吉田正尚【画像:パーソル パ・リーグTV】
逆転3ランを放ったオリックス・吉田正尚【画像:パーソル パ・リーグTV】

2010年6月29日以来、3973日ぶりの勝利、チームは4カードぶり勝ち越しで借金「1」

■オリックス 4ー3 楽天(15日・ほっと神戸)

 オリックスは15日、ほっと神戸で行われた楽天戦に4-3で逆転勝利しカード勝ち越しを決めた。2点を追う6回に吉田正の8号3ランで逆転に成功し“天敵”田中将大から2010年6月29日以来、3973日ぶりの勝利を掴んだ。

 主砲の一発で試合をひっくり返した。2点を追う6回。1死から福田、宗の連打で一、二塁の好機を作ると吉田正が145キロのツーシームを弾き返し左翼フェンス最前線に飛び込む8号3ランを放ち逆転に成功した。

 この試合まで田中将との対戦成績は通算27試合で3勝17敗で大きく負け越し。最後に勝利したのは2010年6月29日でここまで10連敗中だったが、ついに天敵から勝利をもぎ取った。チームは4カードぶりの勝ち越しに成功し、借金はついに「1」。Aクラスも射程圏内だ。

 田中将は5回まで2安打と危なげない投球を見せていたが、6回に吉田正に投じた一球に泣いた。地元・兵庫での凱旋登板で7回6安打3失点、8奪三振の力投を見せたが今シーズン3敗目を喫した。

(Full-Count編集部)

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