DeNA山崎康、9試合連続Sで25年ぶり新人記録更新し「最高でーす!」

1点リードの9回に登板、圧巻の三者連続K

 25年ぶりに新人連続試合セーブの日本記録を更新した横浜DeNAのドラフト1位ルーキー山崎康晃投手(22)がお立ち台の上で歓喜に浸った。

 8日、本拠地の横浜スタジアムで迎えた2位巨人との首位攻防戦。5回表まで1-5でリードされる厳しい展開でも、山崎は「必ず逆転する」と信じ、登板の準備を進めていたという。

 そしてチームは5回裏に3点、7回裏に2点を奪い、見事逆転。信じた通り、9回に出番が回ってきた守護神は代打・高橋由、橋本、金城と三者連続で空振り三振に仕留め、1点を死守。9試合連続セーブで、1990年に与田剛氏(中日)がマークした8試合連続セーブの新人記録を25年ぶりに更新し、今季13セーブ目を手にした。

 圧巻の投球でチームを6連勝に導いた山崎は逆転打の井手とともに立ったお立ち台で「最高です」と第一声。さらに記録の樹立を問われると、「最高でーす!」と一段と声を張り上げた。

 首位を走るDeNAを支えるルーキーは「ずっと勝ち続けてるんで、このままチームの勢いとと同時にもっともっとセーブをつけれるようにがんばりたい」と気持ちを新たにしていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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