メジャー本塁打王が大谷のスイング絶賛「持っているパワーもすごい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:西山和明】
エンゼルス・大谷翔平【写真:西山和明】

大谷同僚となった2016年本塁打王カーター「日本でプレーしてみたい」

 2016年ナ・リーグ本塁打王のクリス・カーター内野手が、今季から同僚となったエンゼルス大谷翔平投手のスイングを絶賛した。 

 アスレチックス、アストロズを経て、2016年にブルワーズでプレーしたカーターは、160試合に出場し、41本塁打を記録。同年のホームラン王となった。身長193センチ、体重111キロという堂々たる体で豪快なスイングを披露する31歳は「無理のないいいスイングだね。持っているパワーもすごいよ」と称えた。 

 2014年に行われた日米野球にメジャー代表として参加。大谷との対戦はなかったが「よく覚えているよ」という。 

「彼はまだ20歳そこそこだったと思うけど、スゴイ球を投げていたのは覚えている。しかも、打者としても才能がある“二刀流”だって、当時から注目されていたよね」 

 2016年オフに日本球界入りの誘いを受けていたが、ヤンキースとの契約がまとまったために見送った。そのヤンキースでは出場機会に恵まれず、3Aとメジャーを行き来する生活を送り、今季はエンゼルスとマイナー契約。招待選手として開幕メジャー入りを目指す。 

 日本食が大好きで、けろけろけろっぴやドラえもんがお気に入りというスラッガーは「またチャンスが巡ってきたら日本でプレーしてみたい」と話す。「そのためにも開幕メジャー入りを果たして、いい成績が残せるように頑張るよ」。元本塁打王が再起を目指し、チャレンジの春を送る。

(Full-Count編集部)

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