大谷翔平、初回2死から連打で先制点献上　最速151キロ、第1打席は三直

投打同時出場は今季4度目、日本人最長4戦連発＆2勝目を目指す

■エンゼルス ー インディアンス（日本時間20日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は19日（日本時間20日）、本拠地のインディアンス戦で「2番・投手」で出場した。今季2勝目をかけた初回の投球では2安打1失点。フォーシームの最速は93.8マイル（約151.0キロ）。初回の第1打席は三直だった。

　初回。先頭・ヘルナンデスを内角スライダーで空振り三振。ロサリオも見逃し三振に仕留めた。しかし、ラミレスの二塁内野安打と二盗で2死二塁とされると、レイエスには左翼線適時二塁打を許した。さらに暴投で三塁へ進まれたが、ネイラーを一ゴロに打ち取った。

　初回1死の打席では右腕シバーレの3球目カットボールに反応。三直に打ち取られた。日本人最長の4戦連発に期待がかかる。

　前日17日（同18日）の同カードでは初回に両リーグ単独トップとなる14号ソロを放った。自身3度目の3戦連発で本塁打ダービーでは2位のヤンキース・ジャッジらに2本差。3戦連発翌日に勝利投手となれば、1921年ベーブ・ルース（ヤンキース）以来、実に100年ぶりの快挙となる。本塁打キングが複数の試合で先発マウンドに上がるのは1919年ベーブ・ルース（レッドソックス）以来102年ぶりだ。

　試合前までの今季成績は投手で5試合登板、1勝0敗、防御率2.10。打者としては39試合出場、打率.271、14本塁打、33打点、6盗塁を記録している。