引っこ抜いたベースを投げるわ蹴るわの大暴れ… ブチ切れた指揮官が「子どもみたい」

カブス戦での判定を巡り猛抗議するナショナルズのデーブ・マルティネス監督【写真:AP】
カブス戦での判定を巡り猛抗議するナショナルズのデーブ・マルティネス監督【写真:AP】

試合後も「正直に言って、私は我を忘れてしまった。あれは酷かった」と判定に不満

■ナショナルズ 4ー3 カブス(日本時間20日・シカゴ)

 ナショナルズのデーブ・マルティネス監督が19日(日本時間20日)、敵地でのカブス戦で怒り大爆発の退場劇を演じた。判定に納得いかず、一塁ベースを引っこ抜いて投げるわ、蹴るわの大暴れ。いささか大人げないシーンに、ファンからは「子どもみたいな振る舞い」との声も上がっていた。

 怒りの発端は、7回無死走者なしでナショナルズのトレイ・ターナーが振り逃げを試みた場面だった。後逸したカブスの捕手ウィルソン・コントレラスは、慌てて捕球して一塁へ投げるも、送球は外れて右翼まで転がった。ターナーは出塁したかと思われたが、走路の内側を走っていたとして守備妨害とみなされた。

 判定に納得いかなかったマルティネス監督は猛抗議。すぐに退場処分となったが怒りは収まらず、一塁ベースを地面から引っこ抜き、投げ捨てた上に蹴り飛ばした。試合は1点差でナショナルズが勝利。試合後も怒りが収まらない様子でMLB公式によると「正直に言って、私は我を忘れてしまったよ。あれは酷かった」と、最後まで判定に不満を口にしていた。

 FOXスポーツ:MLB公式ツイッターは、激昂シーンを動画で公開。ファンからは「もっと頼む」「一体なにが起きてるの?笑」などのコメントが並んだ。マリナーズやカブスなどで指揮を執り、猛抗議で有名だった元監督を引き合いに「これは傑作だ。ルー・ピネラを思い出すよ(笑)」との声もあった。

【動画】指揮官ご乱心…判定にブチ切れて大暴れ

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