ロッキーズもサイン盗みをやっていた? 元MLB捕手が主張「彼らがそうしているのを見た」

ブルワーズなどでプレーしたエリック・クラッツ氏【写真:Getty Images】
ブルワーズなどでプレーしたエリック・クラッツ氏【写真:Getty Images】

昨季まで計9球団でプレーしたエリック・クラッツ氏がポッドキャスト番組で語った

 2019年オフに米球界を揺るがせたサイン盗み問題。アストロズが球団史上初の世界一に輝いた2017年から翌18年にかけて行っていたとされており、MLBからも処分が下されたが、サイン盗みは他球団でも行われていたと主張する人物が現れた。昨季まで計9球団で捕手としてプレーしたエリック・クラッツ氏は、ロッキーズも同じようなやり方でサイン盗みを実行していたと語っている。

 米メディア「CBSスポーツ」によると、クラッツ氏はニューヨークのテレビ局「YESネットワーク」のポッドキャスト番組「Curtain Call」に出演。ロッキーズが2018年にテレビモニターを利用して相手のサインを解読し、マッサージ機器でベンチを叩いて打者に知らせていたと主張した。「ロッキーズは(アストロズと)全く同じことをしていた。僕らは彼らがそうしているところを見た」などと語った。

 クラッツ氏は当時ブルワーズに所属。ナ・リーグのディビジョンシリーズでロッキーズと対戦し、破っている。クラッツ氏は、他にも2球団が同様のやり方でサイン盗みを行っていたと述べている。

 また、アストロズが何故反感を持たれたかについても持論を展開。「アストロズは少しだけ行き過ぎてしまった。そして、やり続けてしまった。彼らはワールドシリーズを制覇してしまい、それが反感を買ったのかもしれない」などと語っている。

(Full-Count編集部)

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