大谷翔平から決勝打を放ったア軍主軸が語る二刀流攻略法 「プレート上に…」

エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

チャップマンは7回に勝ち越しV打「ストライクを投げさせることを…」

■アスレチックス 3ー1 エンゼルス(日本時間29日・オークランド)

 エンゼルス・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地のアスレチックス戦で7回途中3安打3失点と力投。打線の援護に恵まれずに今季初黒星を喫した。大谷から決勝タイムリーを放ったマット・チャップマン内野手は「今日は大きな試練。チームとしてはストライクを投げさせることを考えていた。信じられない球を投げるからね。プレート上に球を投げさせて、狙い球を絞ろうとしたんだ」と語った。地元放送局「NBCスポーツ・カリフォルニア」の公式ツイッターが伝えている。

 同点の7回無死一、二塁。チャップマンは大谷の甘く入ったカットボールを左前へ打ち返した。左翼アップトンがファンブルする間に二塁走者ロウリーが生還。チャップマンの勝ち越し打はそのまま決勝点となったが、二刀流・大谷には恐れ入ったようだ。

「クレイジーなアスリートだ。試合に出場すれば、誰にも負けないくらい速く走れるし、誰にも負けないくらい速い球を投げる。そして誰にも負けないくらい打球を遠くに飛ばすことができる。とても感心させられるよ」

 大谷がメジャー初登板初勝利を挙げた2018年4月1日にチャップマンは特大3ランを放っている。2018、2019年と2年連続でゴールドグラブ賞を受賞し、2019年には36本塁打をマーク。今季は打率.214と調子が上がらないが、大谷にとっては今後も強力なライバルとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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