西武内海、古巣巨人戦で2回3失点KO 東京Dは万感拍手…人的補償“発端”炭谷に被弾

巨人戦に先発した西武・内海哲也【写真:荒川祐史】
巨人戦に先発した西武・内海哲也【写真:荒川祐史】

人的補償で移籍する発端となった炭谷から2ラン浴びる

■巨人 ー 西武(3日・東京ドーム)

 西武の内海哲也投手が3日、移籍後初となる古巣の巨人戦に先発した。今季初の1軍マウンドで、5安打3失点で2回で降板。史上19人目となる「12球団勝利」とはならなかった。

 初回2死二、三塁から中島に適時打を浴びて先制点を献上。さらに2回無死一塁で迎えたのは、自身が人的補償で西武に移籍する発端となった炭谷。内海の登場曲を使う粋な演出も見せたが、右翼スタンドへ2ランで“手痛い恩返し”。その後2死満塁のピンチを招くも、岡本和を併殺打に打ち取って切り抜けた。

 3回表に代打・綱島を送られて降板。打者13人に対して計56球を投げ、4四球、0三振だった。自身にとっては2018年8月28日の広島戦以来1010日ぶりとなる東京ドームのマウンド。敵地となったスタンドから拍手で送り出されたが、結果で応えることはできなかった。

【動画】球場全体から暖かい拍手を送られ、マウンドに上がる内海

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