ダルビッシュ、松坂&岩隈に並ぶ日米通算170勝目の権利 6回途中2失点で降板

本拠地でのメッツ戦に先発登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
本拠地でのメッツ戦に先発登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

2回はアウト3つ全てを三振で奪い、第2打席ではバスターで二塁打

■パドレス ー メッツ(日本時間4日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が3日(日本時間4日)、本拠地でのメッツ戦に先発し、6回途中で降板した。パドレスが2点をリードした状況での交代となり、ダルビッシュは6勝目の権利を手にしてマウンドを降りた。

 今季13試合目の先発マウンドに上がったダルビッシュ。 初回を3者凡退に打ち取ると、危なげない投球を続けた。2回は2死から四球で走者を出したものの、3つのアウト全てを三振で奪った。5回2死まで無安打投球。ウィリアムス、ペレスに連打を浴びてノーヒットピッチングは途切れたものの、5回まで2安打無失点の好投を見せた。

 6回1死からリンドーアに中前安打を許して走者を背負うと、続くマッキャンには左翼スタンドへの2ランを被弾。打球を弾き返された瞬間、ダルビッシュは悔しさを露わにしてその場で吠えた。さらにスミスに死球を与えたところで降板となった。リリーフ陣が踏ん張り、さらなる失点を防ぎ、ダルビッシュは5回1/3を投げて4安打2失点。このまま白星を掴めば、西武の松坂大輔投手、岩隈久志氏に並ぶ日米通算170勝目となる。

 この日のダルビッシュはバットでも活躍。2回2死一塁での第1打席でメッツ先発のウォーカーのボールを綺麗にはじき返し、三遊間を破る左前安打。今季2本目となる安打を放ち、スタンドのファンから「Yuuuu!」コールを受けた。さらに4回1死一塁での第2打席ではバスターで右翼線への二塁打を放ち、チャンスを拡大。2019年7月21日(同22日)のメッツ戦以来、メジャーで2度目となる1試合2安打だった。

(Full-Count編集部)

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