大谷翔平が自己最長143m決勝17号2ラン 指揮官は目をパチクリ「今まで見たことない」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

大谷の先制17号2ランは決勝弾に「いいホームランでいいスタートが切れて良かったです」

■エンゼルス 8ー1 ロイヤルズ(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地のロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で特大の先制17号2ランを放ち、本塁打王争いでは両リーグトップに1本差に迫った。飛距離470フィート(約143.3メートル)はメジャー4年目で自己最長弾。ジョー・マドン監督は「この球場で見た中では一番遠くに飛んでいた。あそこまで飛んだ打球は、今まで見たことはないよ」と目を丸くして振り返った。

 指揮官を驚かせたのは初回無死一塁だった。左腕バビクの真ん中に入るチェンジアップを捉えた。右中間スタンドへ飛び込む3試合ぶりの一発。これまで自己最長は4月4日(同5日)の本拠地ホワイトソックス戦で放った今季2号ソロの451フィート(約137.5メートル)だったが、それを超えた。大谷は「いいホームランで、いいスタートが切れて良かった」と振り返った。

 3回の第2打席では右中間二塁打を放ち、今季16度目のマルチ安打をマーク。先発ヒーニーは7回途中1失点と好投し、打線は5本塁打のアーチ攻勢を見せた。指揮官は「アンドリュー(ヒーニー)は非常に素晴らしかった。ストライクをたくさん投げていた。彼は一時95マイル(約153キロ)を記録していた。私が思うに(ヒーニーの球が)そこまで出ているのは今までに見たことがない」と上機嫌だった。

(Full-Count編集部)

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