大谷翔平、リアル二刀流で今季3勝目の権利 5回まで4奪三振無失点好投、最速157km
7度目の投打同時出場、今季10試合登板は自己最多タイ
■エンゼルス ー タイガース(日本時間18日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地・タイガース戦で「2番・投手」で出場した。投打同時出場は7度目。5回まで4奪三振4安打無失点に抑え、今季3勝目の権利を手にした。最速は97.7マイル(約157.2キロ)だった。打撃では四球、一ゴロ。3戦連発の20号本塁打に期待がかかる。
初回1死一、二塁のピンチで2012年3冠王カブレラを空振り三振に仕留めた。2回1死から新人バドゥーに右越えへ長打コースの一打を運ばれたものの、味方の連係プレーで三塁タッチアウトとした。3回は3者凡退。4回はカブレラの死球などで無死一、二塁としたものの、後続を打ち取った。5回は先頭打者を出したものの、得点を許さなかった。
投打同時出場した11日(同12日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では5回8奪三振5安打2失点。勝ち負けは付かず、5回にはメジャー4年目で初となるボークを2度犯した。打者では二塁打2本放つなど4打数2安打1打点。この日は中5日を空けての登板で、シーズン10試合登板は2018年に並んで自己最多タイだ。
エンゼル・スタジアムはこの日から観客数の制限が解除された。アドレナリン全開で今季3勝目を目指す。
(Full-Count編集部)