激しく激突、吹き飛び悶絶する右翼手…　敵も味方も震撼した交錯プレーが恐怖

28日のツインズ戦でインディアンスの二塁手と右翼手が激しく激突

■ツインズ 8ー2 インディアンス（日本時間28日・ミネソタ）

　プロ野球の試合中にしばしば起こる選手同士の交錯プレー。27日（日本時間28日）に行われたツインズとインディアンスの一戦では、インディアンスの二塁手と交錯した右翼手が骨折の重傷を負うアクシデントが発生した。

　衝撃的なプレーは4回に起こった。ポランコの放った打球は二塁手のクレメントと右翼手のネイラーのちょうど間への飛球となった。ともにスピードを緩めることなく、落下点へ全力疾走。次の瞬間、2人は交錯。ネイラーが吹き飛んだ。

　映像を見ると、交錯したあと、ネイラーの脚はあらぬ方向に向いており、転倒したあとには、その場で悶絶。しばらく立ち上がれずに、打った相手のポランコや走者のクレメントも衝撃の光景に心配そうにその場に立ち尽くしていた。

　MLB公式サイトによると、ネイラーは骨折の重傷を負い、病院へと救急搬送されたという。インディアンスのテリー・フランコーナ監督は「どこか骨折しているのは分かっている。それ以上のことについては、現在病院で検査を受けている。本拠地に一緒に戻ることができるどうかも定かではない。できれば近いうちにもう少し詳しいことが分かること願っている」と語り、ショックを隠せない様子だった。