大谷翔平、3戦連発の両リーグ単独トップ27号ソロ！　ヤンキースタジアム日本人通算100号

ブルージェイズのゲレーロJr.を抜き去り単独トップに

■ヤンキース ー エンゼルス（日本時間30日・ニューヨーク）

　エンゼルスの大谷翔平投手が29日（日本時間30日）、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」でスタメン出場。第2打席で3試合連発となる両リーグ単独トップの27号本塁打を放った。

　ヤンキー・スタジアムで大谷が連日の活躍だ。初回の第1打席では右飛に倒れたが、続く3回1死走者なしで迎えた第2打席は右腕タイヨンから右翼席へ打球速度109.6マイル（約176.4キロ）、飛距離395フィート（約120.4メートル）の豪快なアーチを描き、今季3度目の3試合連続となる一発。これでブルージェイズのゲレーロJr.を抜き去り両リーグ単独トップに躍り出た。

　また、この一発で日本人選手がヤンキー・スタジアムで放った本塁打が通算100号（レギュラーシーズン）となった。ちなみに最多は松井秀喜氏の79本。

　大谷は前日の同戦では初回の第1打席で2試合連発となる26号ソロ。弾丸ライナーで右翼席に飛び込んだ一発は球団最速となる打球速度117.2マイル（約189キロ）を記録。“聖地”での初安打をホームランで飾っていた。

　明日30日（日本時間7月1日）には今季12度目のマウンドに上がる。ヤンキー・スタジアムではメジャー4年目で初登板となり、投打同時出場の“リアル二刀流”にも期待がかかるがマドン監督は「期待しているが、まだ分かっていない。唯一の懸念は暑さだろう。今日の試合後彼にも相談する」と、未定であることを語っていた。