西武平良、39試合連続無失点のプロ野球新記録樹立 06年の藤川球児をついに抜く
1点リードの9回にマウンドに上がり、今季11セーブ目を挙げる
■西武 1ー0 ソフトバンク(1日・PayPayドーム)
西武の平良海馬投手が1日、39試合連続無失点のプロ野球新記録を達成した。敵地・PayPayドームでのソフトバンク戦。1点リードの9回にマウンドに上がると、走者を背負いながらも本塁だけは踏ませず、開幕から続ける無失点記録をついに39試合に伸ばした。
西武・高橋光とソフトバンク・武田の両先発の息詰まる投手戦となったこの試合。西武は7回2死からスパンジェンバーグのソロ本塁打で1点を先制すると、1点リードのまま、最終回を迎えた。
投手戦の最後を任された平良は1死から連打を浴びたものの、野手陣の好守もあって2死二塁に。最後は栗原を抑え、今季11セーブ目。笑顔で新記録達成の瞬間を迎え、記念ボードを掲げた。
これまでのプロ野球記録は2006年に阪神・藤川球児が記録した38試合連続無失点。平良は6月28日のソフトバンク戦(京セラドーム)でこの記録に肩を並べていた。