大谷翔平はボンズ&グリフィーJr.と「並ぶ存在」 指揮官が絶賛「世代を代表する才能」
外野手として起用したら「ゴールドグラブ賞級の守備力も見せる」
■エンゼルス 8ー7 オリオールズ(日本時間3日・アナハイム)
エンゼルスのジョー・マドン監督にとって二刀流・大谷翔平投手はキャリアの中でも大きな存在になっている。2日(日本時間3日)のオリオールズ戦では2打席連発の29号、30号を放ち、9回には好走塁でサヨナラ生還。野手としても規格外の成績を残す姿に指揮官は「彼らと並ぶ存在に位置づけられる」と2人のレジェンドの名を上げている。
2本のアーチに快足を飛ばしたサヨナラ生還。まさに“大谷劇場”となった1日にマドン監督は試合後、感慨深げに口を開いた。
米記者から「キャリアの中で“野手・大谷”が見せる活躍をかつて見たことがあったか?」と問われると「あぁ、バリー・ボンズは本当にこんな感じだったよ。ケン・グリフィーJr.も打撃に関してはそうだった」と即答。メジャー歴代1位の762本塁打、そして通算630本塁打で殿堂入りを果たした2人のレジェンドと大谷を比較した。
投手をこなし、野手としては主にDHでの出場がメインとなっているが「もしショウヘイが外野を守ることを私が許したら、彼らと並ぶ存在に位置づけられるだろう。本当に世代を代表する才能だ。もし守備に就かせたらゴールドグラブ賞級の守備力も見せるだろう」と称賛。打撃好調の要因については「最近のストライクゾーンの見極め能力の向上が飛躍に繋がっていると思う」と指摘していた。
(Full-Count編集部)