侍ジャパン稲葉監督、初リクエスト要求成功で3点目奪取 則本は3者凡退発進

侍ジャパン稲葉篤紀監督【写真:Getty Images】
侍ジャパン稲葉篤紀監督【写真:Getty Images】

松本の右犠飛で今宮が本塁滑り込み、球審はアウト判定も…

 野球日本代表「侍ジャパン」は4日、「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018 日本vsオーストラリア」第2戦(京セラドーム大阪)を行い、2回に秋山翔吾外野手(西武)の右前適時打、松本剛外野手(日本ハム)の右犠飛などで2点の追加に成功した。また稲葉篤紀監督は初めてリクエストを要求し、見事判定が覆った。

 初回に1点先制に成功した侍ジャパン打線は、2回にもオーストラリア先発アサートンを襲った。先頭の田村龍弘捕手(ロッテ)が敵失、今宮健太内野手(ソフトバンク)が右前で無死一、二塁とすると、続く秋山が痛烈な打球を右前に運び、2点目を演出した。

 なおも1死二、三塁で松本の打球は右翼への犠飛。三塁走者の今宮が本塁へ滑り込むのと、右翼手からの本塁返球がほぼ同時となった。球審はアウトと判定したが、ここで稲葉監督がリクエストを要求。検証の末に判定は覆り、貴重な3点目の奪取に成功した。

 投げては先発の則本昂大投手(楽天)が初回をわずか11球で3者凡退、2イニング目も先頭のモアナロアに二塁打を浴びたが、その後は3者連続三振で無失点に抑えた。侍ジャパンが2連勝に向けて好スタートを切った。

(Full-Count編集部)

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