エッ!? ファンが「守護神イチロー」待望? 「彼に試合を締めてもらおう」
地元記者のツイートから始まった“守護神イチロー”論
これも“イチロー人気”の証しだろうか。マーリンズのイチロー外野手に対して、クローザー候補として待望する声が沸き起こった。
始まりはMLB公式サイトのマーリンズ番記者、ジョー・フリサロ記者のツイートだった。
「私の仲のいい日本のメディアと話したけれど、彼らはイチローが平地で93マイル(149キロ)投げると言っていた。彼はスライダーとチェンジアップの使い手でもある」
愛工大名電高時代にエースを務めていたイチローのピッチャーとしての実力を伝聞ながらレポートすると、守護神シシェックの度重なる救援失敗に泣かされてきたマーリンズファンは一気に飛びついた。
「彼をクローザーに置くんだ」
「彼に試合を締めてもらおう」
「朗報だ。彼が試合をクローズできる」
「おそらくあり得ないのだろうけれど、もしも彼が希望すれば、イチローはクローザーになれるチャンスはあると思うか?」
「新しいクローザー?」
有資格1年目での殿堂入りが確実視されているレジェンドに対して、何と現地ファンからクローザーとして期待する投稿が寄せられたのだ。
中には「彼にできないことなんてあるのか?」とイチローの規格外のオールラウンダーぶりに驚きの声も上がっていた。
変則右腕のシシェックは今季1勝3敗3セーブ。救援失敗はすでに4度で昨年1シーズンの数字にすでに並んでしまった。防御率は10・32にまで悪化。現地では、マーリンズが現在フリーエージェントのメジャー通算175セーブ、ラファエル・ソリアーノ投手の獲得に動いているとの報道も出ている。