“捕手難”のソフトバンクにまた怪我人 育成・堀内が負傷交代

西武とのオープン戦で右手親指に投球を受けて交代

 2年連続の日本一を目指すソフトバンクに、またしても捕手にアクシデントが起きた。6日、ヤフオクドームで行われた西武とのオープン戦。この日スタメンマスクを被った育成の堀内汰門捕手が5回途中に負傷交代した。

 この回から4番手の加治屋蓮投手がマウンドへ上がった。先頭の森友哉に左前安打で出塁を許すと、1死となりアクシデントは起きた。外崎修太へ投じた1ボール2ストライクからの4球目のフォークが暴投に。ワンバウンドしたボールを止めにいった堀内だったが、止めきれずにボールは右手の親指にかすめ、背後へと後逸。苦悶の表情を見せた堀内はベンチに下がると、甲斐拓也捕手が代わってマスクを被った。

 高谷裕亮捕手が右肘手術、栗原陵矢捕手が左肩の脱臼と、キャンプ中に捕手に負傷者が相次いでいたソフトバンク。堀内の怪我の程度などはまだ不明ながら、離脱となるような怪我なら、捕手だけで3人目の故障者となってしまう。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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