澤村拓一、勝ち越し許す2連続被弾で唖然、外野ではファンと選手が一触即発も

同点の6回に登板も…1死から2者連続でソロを浴びる

■ヤンキース ー Rソックス（日本時間18日・ニューヨーク）

　レッドソックスの澤村拓一投手が17日（日本時間18日）、敵地でのヤンキース戦で同点の6回に2番手として登板。1死を奪った直後に2者連続でソロを被弾し、勝ち越しを許した。雨が降りしきるマウンドで、登板中には外野の選手がスタンドのファンと一触即発になる場面もあった。

　澤村は先頭のオドルを空振り三振に仕留めるも、続くサンチェスに右翼スタンドに勝ち越しソロを被弾。さらにトーレスにも右翼スタンドに運ばれ、連続被弾した。この時点で降板となり、1/3回を2安打2失点で防御率2.89となった。

　米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、澤村の登板中にヤンキースファンがレッドソックスの左翼ベルドゥーゴに向かってボールを投げるシーンも。レッドソックスの選手はいったんダグアウトに戻るも。すぐに試合が再開された。澤村は前日に3球で火消しを果たして7ホールド目を挙げていたが、5試合ぶりの失点に。痛恨の展開で、悔し雨となった。