元同僚・和田一浩氏が中日・松坂大輔を語る―「皆が言うほどへたってない」

和田一浩氏が元同僚・松坂大輔を語る【写真:大森大祐】
和田一浩氏が元同僚・松坂大輔を語る【写真:大森大祐】

2001年の開幕戦では松坂とバッテリーを組んだ和田氏

 各球団のキャンプも終わり、3月からはオープン戦、そして開幕といよいよプロ野球のシーズンが始まる。今キャンプで一番の注目を集めたのは中日に入団した松坂大輔投手。「平成の怪物」の一挙手一投足を追うために連日、多くの報道陣が北谷公園野球場を訪れた。ブルペン、そして実戦にも登板し、心配されていた右肩の状態もここまでは順調といってもいいだろう。そんな怪物の復活に期待するのは西武、中日で活躍した和田一浩氏だ。

 西武時代の2001年には開幕戦で松坂とバッテリーを組んだ和田氏。昨年オフにソフトバンクを退団し、中日の入団テストを受けNPBのユニホームを着ることになった松坂をどう見つめているのか。その右腕は今キャンプでは背番号「99」のユニホームを身にまとい、大きなケガもなく順調にキャンプを過ごした。

「個人的にはまたプロの舞台でできてよかったのが第一印象です。やりたいと言ってやれる世界じゃない。契約してくれる球団がないとやれない。そういった意味でもチャンスがあるのは彼にとっていいこと。色々なことを言われていますが、やるのは彼本人。やめるのも決断するのは自分。周りの声は全く聞く必要ない。自分がやりたいといってやれる球団があったのは彼にとってラッキー。逆にそのチャンスをどうにか生かしてほしいですね」

年齢は関係ない「今、自分は何ができるか」

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