大谷翔平と「とにかく話をしていく」 後半戦の“リアル二刀流”起用法を指揮官言及

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

慎重なコミュニケーション徹底、チーム事情も影響

■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間20日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日・試合開始10時40分)、敵地でのアスレチックス戦で「2番・投手」として11度目となる投打同時出場を果たす。メジャー自己最多となる5勝目、2試合連発となる35号本塁打に期待がかかる中、後半戦も“リアル二刀流”は継続するのか――。ジョー・マドン監督は試合前会見で、起用法について言及した。

 前回投打同時出場した6日(同7日)の本拠地・レッドソックス戦では7回5安打2失点。打撃では4打数1安打1打点と結果を出し、今季4勝目を挙げた。オールスター明けの後半戦は初登板。指揮官は、大谷の起用法について問われると「とにかく話をしていくこと。『調子はどうだい?』『明日の試合についてはどうしていこうと思っている?』『投打両方でプレーしたい?』という確認をする」と説明。引き続き慎重にコミュニケーションを重ねていく方針を示した。

 一方で、マドン監督は「彼は完全なチームプレーヤー」とも。ベンチワークやチーム事情も絡んでくることに触れつつ「きょうに関しては、捕手以外に(野手)3選手がベンチ入りということで(投打同時出場することについては)大丈夫だと感じていた」と説明した。マウンドでもバットでも、自らを援護できるか。後半戦を見通す上で試金石の一戦となる。

(Full-Count編集部)

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