大谷翔平、米自己最多5勝目の権利を持って降板 7回無四球1失点、今季100K到達

ロッキーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ロッキーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

初回に先制タイムリー、二盗でチャンスを広げて2点目の生還

■エンゼルス ー ロッキーズ(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地のロッキーズ戦で「2番・投手」で出場した。初回の第1打席で先制の右前適時打を放つと、投げては7回5奪三振無四球、5安打1失点と好投。メジャー自己最多5勝目の権利を持って降板した。フォーシームの最速は99.7マイル(約160.5キロ)。防御率3.04となった。

 安定感のある投球だった。初回2死一塁ではストーリーを投ゴロに。強烈なピッチャー返しだったが、俊敏な反応を見せた。2回2死二塁でフエンテスを一邪飛、4回2死一、二塁ではジョーを一飛に打ち取った。5回1死からヌネスに右越えソロを浴びたものの、7回2死ではヌニェスから、この日最速160.5キロでシーズン100奪三振となる空振り三振を奪った。7回5奪三振無四球、5安打1失点と好投。球数は99球(ストライク67球)だった。

 打撃では初回にバットを折りながらも右前へ先制タイムリー。その後に今季14個目の盗塁となる二盗を決め、2点目のホームを踏んだ。登板日の盗塁は日米通じて初めてだった。3回先頭は空振り三振、5回2死はニゴロに倒れ、7回1死は空振り三振だった。4打数1安打1打点で打率.277。後半戦2登板目、メジャー自己最多5勝目をつかめるか。

(Full-Count編集部)

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