前田健太、5勝目が消滅 7回途中1失点の好投も9回1死でリリーフが同点満塁弾浴びる
ツインズは初回に満塁弾で4点を先制するも、最終回に追いつかれる
■ツインズ ー タイガース(日本時間28日・ミネソタ)
ツインズの前田健太投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのタイガース戦に先発し、7回途中1失点と好投した。5勝目の権利を持ってマウンドを降りたが、9回にロブレスが同点満塁弾を浴びて、前田の勝利投手の権利は消滅した。
初回、先頭のバドゥーに二塁打を浴びていきなり得点圏に走者を背負った前田。1死二塁からグロスマンに四球を与えて一、二塁とされたが、主砲のカブレラを遊ゴロ併殺打に打ち取り、立ち上がりの窮地を脱した。その裏、ツインズは連打と四球で無死満塁とし、ガーバーが11号のグランドスラムを放って4点を先制した。
前田は2回も先頭のキャンデラリオに安打を許したが、カストロを併殺に打ち取った。3回にバドゥーにソロ本塁打を浴びて1点を失ったものの、許した得点はこれだけ。7回先頭のグロスマンに左前安打、カブレラに四球を与え、1死一、三塁となったところで降板となったが、リリーフも得点を与えなかった。
前田は6回1/3を投げて4安打1失点5奪三振の好投。マウンドを降りる際には本拠地のファンからスタンディングオベーションで迎えられた。4試合ぶりの勝利まであとアウト2つのところまで来た9回1死満塁でハースにまさかのグランドスラムを被弾。同点に追いつかれて、前田の5勝目も無くなった。
(Full-Count編集部)