大谷翔平への申告敬遠は「完全に予想」 マドン監督は評価「ヒットを打ったようなもの」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

三走からホームを狙った走塁には「非常に良かった。少しでも送球が逸れていたらセーフだった」

■エンゼルス 4ー3 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、指名打者制のない敵地ドジャース戦の延長10回に代打で出場。申告敬遠で出塁しチャンスを広げた。接戦を制し4連勝を飾ったジョー・マドン監督は試合後、大谷が勝負を避けられた場面を振り返り「完全に予想していた」と語った。

 敵地ドジャースタジアムにブーイングが響き渡った。延長10回、エンゼルスが勝ち越しに成功し、なおも無死二塁の場面で大谷が代打で登場。だが、ドジャースは申告敬遠を選択し、大谷との勝負を避けた。

 申告敬遠された場面を振り返ったマドン監督は「他の選択肢がなかった。投げざるを得ない場面で起用することを考えていたが(イグレシアスの)二塁打はよかったし、彼を出塁させて、3点目をあげるチャンスを得るのもいいと思った」と語った。

 勝負を避けられることは想定済みだったようで「申告敬遠はライナー性のヒットを打ったようなものだ。相手が勝負をしないかもしれないということは完全に予想していた」。また、三走からホームを狙った走塁(結果は憤死)についても「ショウヘイは非常に良かった。少しでも送球が逸れていたらセーフだっただろう」と、積極性を評価していた。

(Full-Count編集部)

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