大谷翔平、7勝目権利を持って降板 6回6奪三振2失点好投、打撃では弾丸二塁打
本塁打王争いのライバル・ゲレーロJr.は左前打、空三振、四球
■エンゼルス ー ブルージェイズ(日本時間13日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地・ブルージェイズ戦で「1番・投手」で出場した。6回6奪三振3四球、3安打2失点と好投し、今季7勝目の権利を持って降板した。フォーシームの最速は98.7マイル(約158.8キロ)、防御率2.93。打撃は3打数1安打1四球で打率.268。守備には就かなかった。試合は6回を終了し、エンゼルスが6-2でリードしている。
強打のブルージェイズ打線を封じ込めた。初回は2死からゲレーロJr.に左前打を許したものの、ヘルナンデスを左飛に打ち取った。2回は3者凡退に抑え、3回は1死一塁から強打のスプリンガーを三ゴロ併殺打に仕留めた。
5点リードの4回、先頭・セミエンの四球と暴投で無死二塁のピンチを招いた。ゲレーロJr.を空振り三振に仕留めたものの、続くヘルナンデスに左前適時打を献上。同2死二塁からグリチェックに右中間適時二塁打を許した。5回は3者凡退。6回は1死からゲレーロJr.を四球で歩かせたが、後続を仕留めた。勝てば6月4日(同5日)の本拠地マリナーズ戦から自身6連勝となる。
打撃では初回先頭で左中間二塁打を放った。打球速度112マイル(約180.2キロ)。地元放送局バリースポーツ・ウエストの名物解説マーク・グビザ氏が「ロケット」と唸る一打だった。2回1死二塁では四球を選んで4点の先制劇に貢献。3回2死二塁は中飛、6回先頭は見逃し三振に倒れた。3打数1安打1四球で打率.268となった。