イチロー、内野安打でルースまで「2」 「何歳になろうが、この突進がある」

初回チャンスで凡退後にボテボテのゴロで内野安打、マーリンズは2連敗

 マーリンズのイチロー外野手は16日(日本時間17日)、本拠地マーリンズパークでのブレーブス戦に「6番・レフト」で5試合ぶりに先発出場。4打数1安打でメジャー通算2871安打とし、“神様”ベーブ・ルースまであと2安打と迫った。3試合連続安打となったが、チームは3-5で敗れ、2連敗となった。

 イチローは初回、2死満塁と先制の絶好機で第1打席を迎えたが、先発左腕ウッドの前に三ゴロに倒れた。

 しかし、2-5で迎えた3回2死の場面では、先発ウッドの6球目をピッチャー正面に詰まらせながらも猛ダッシュ。内野安打となり、歴代42位の「野球の神様」ルースの通算2873安打まで、あと2本としている。

 レジェンドが一塁を駆け抜ける様を、現地TV局の実況は「何歳になろうが、彼にはこの突進があるのです」と興奮気味に紹介していた。盗塁を伺ったイチローだが、ウッドの巧みな牽制でアウトとなっている。

 さらに、6回1死一塁ではサードに放った打球がゴセリンのエラーを誘った。1死一、二塁にチャンスが広がると、続くリアルミュートが四球を選び、1死満塁としたマーリンズだが、得点はできなかった。

 8回1死一塁の場面で迎えた第4打席は見逃し三振に終わった。

 イチローは今季打率を2割8分1厘としている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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