前田健太、右肘の手術を受けることが決定 今季中の復帰は絶望的、指揮官明言
トミー・ジョン手術など具体的な手術内容は明らかになっていない
右前腕の張りで10日間の負傷者リスト(IL)入りしたツインズ・前田健太投手が、9月1日(日本時間2日)にテキサス州ダラスで右肘の手術を受けることが決まった。ロッコ・バルデリ監督が27日(同28日)の本拠地・ブルワーズ戦前の会見で明かしたもので、トミー・ジョン手術など具体的な手術内容は術中に決まるという。今季中の復帰は絶望的となった。
33歳の前田は21日(同22日)の敵地・ヤンキース戦で先発し、5回途中に右前腕の張りで緊急降板。23日(同24日)に今季2度目のIL入りしていた。その後、チームを離れてテキサス州でセカンドオピニオンを受け、チーム関係者と会談。スポーツ整形外科の権威、キース・マイスター医師のもとで手術を受けることが決まった。
2015年オフに広島からポスティングシステムを利用して8年総額2500万ドル(約27億4300万円)でドジャース入り。2020年2月にツインズへトレード移籍し、メジャー初の開幕投手を務めた今季は21試合登板し、6勝5敗、防御率4.66だった。残り契約は35歳となる2023年まで残されている。
(Full-Count編集部)