「球界屈指の打者から三振を奪った」レ軍新人右腕の“大谷斬り”を指揮官絶賛

エンゼルス戦に先発したレンジャーズのAJ・アレクシー【写真:AP】
エンゼルス戦に先発したレンジャーズのAJ・アレクシー【写真:AP】

アレクシーが6回を7奪三振1安打無失点、デビュー登板から2連勝

■レンジャーズ 4ー0 エンゼルス(日本時間7日・アナハイム)

 レンジャーズの新人右腕AJ・アレクシー投手は6日(日本時間7日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、6回を7奪三振1安打無失点で今季2勝目を挙げた。大谷翔平投手に対しても、2奪三振を含む3打数無安打と“完勝”。試合後、クリス・ウッドワード監督は「彼は本当に良い投球をした。ゲームプランを遂行し、1球1球を狙い通りに投げた」と手放しで称えた。

 2回に無死一、二塁のピンチを招くも、マーシュを二ゴロ併殺打に。その後、2死一、三塁となったが、レンヒーフォを左飛に仕留めて事なきを得た。3回からは走者すら許さない快投で、メジャー初登板から2連勝を飾った。8月30日(同31日)のロッキーズ戦では5回を1安打無失点に抑えており、ESPNスタッツ&インフォによると、デビューから最初の2先発登板で5イニング以上を無失点かつ1安打以下を連続で記録したMLB選手は史上初の快挙となった。

 ウッドワード監督は「一番感心させられた場面は、6回に入った時点で球数的に(降板するかどうかの)分岐点を迎えていた時だった」と強調。「ほとんど三振しない打者(フレッチャー)から三振を奪い、最後には球界屈指の打者(オオタニ)から三振を奪って締めくくった」と称えた。

 アレクシーは2016年のドラフト11巡目でドジャース入り。2017年途中に、ダルビッシュ有投手との交換トレードでレンジャーズへ移籍した。

(Full-Count編集部)

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