「少女漫画にも負けない」　サヨナラ逃すも“頭ポンポン”、オリ指揮官の行動にファン感動

9回2死一、二塁の好機で紅林は三直、中嶋監督がゲームセットの後に見せた行動は？

■オリックス 2ー2 ロッテ（9日・ほっと神戸）

　オリックスは7日からのロッテ3連戦（ほっともっと神戸）を1勝1敗1分で首位から陥落。首位攻防戦に相応しい接戦を繰り広げた。そんな中、中嶋聡監督がベンチでナインにみせた振る舞いが話題になっている。ファンも「とてつもなく愛情を感じる」「チームが好調な理由が分かる」と大注目していた。

　9日の同戦では1点リードの守護神・平野佳がソロを浴び同点に追いつかれると、最終回の攻撃では2死一、二塁の好機で紅林が三直に倒れ勝利を逃した。

　中嶋監督はゲームセットの瞬間、すぐにベンチ裏には行かず最後のバッターとなった紅林のもとに向かい「惜しかったな」と言わんばかりに頭をポンポンと叩き労った。この瞬間を「パーソル パ・リーグTV」も「【悔しさ糧に】紅林弘太郎　“無念の三直”も…『確かに見せた成長の足跡』」とのタイトルで動画を公開。

　三直の直前にはスライダーにタイミングが合わず2度の空振りを見せていたが、最後はきっちりと修正。あと一歩のところでサヨナラを逃した形となったが指揮官の姿にファンも「とてつもなく愛情を感じる」「チームが好調の理由が分かる」「こういった配慮もできる」「監督の鑑」「少女漫画にも負けない頭ポンポン」と大絶賛だった。