大谷翔平、サヨナラ機でまた申告敬遠 本人は苦笑い、1試合4四球にブーイングの嵐
7回のチャンスでも申告敬遠、シーズン15敬遠はア・リーグでダントツ
■アストロズ 9ー5 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地・アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。初回、4回と2打席連続で四球を選び、逆転した7回、延長10回と2打席連続で申告敬遠で歩かされた。1試合4四球は自身最多だ。チームは延長12回で5-9で敗れ、6連敗を喫した。
サヨナラ弾を求める本拠地ファンの期待は一瞬でしぼんだ。5-5で迎えた延長10回無死二塁。カウント2ボールとなったところで、アストロズベンチは申告敬遠を指示した。声援はブーイングの嵐に変わった。5-3で一時逆転した7回2死二塁でも申告敬遠で歩かされ、15敬遠はリーグトップ。延長10回1死満塁では代打・フレッチャーの右飛で三塁からタッチアップ。しかし、右翼マコーミックのストライク送球で生還できなかった。
初回2死、4回先頭は右腕ガルシアの制球が定まらなかった。2打席連続四球。本塁打王争いをする中で結果的に勝負してもらえず、ここでもブーイングが響いた。4回無死一塁では二盗を試みたが、足が離れてタッチアウト。今季24個目の盗塁はならなかった。延長12回2死三塁は空振り三振。最後の打者となった。
リーグの本塁打王争いでは46本のブルージェイズ・ゲレーロJr.とロイヤルズ・ペレスが両リーグトップ。前日21日(同22日)に45号を放った大谷は1本差で追っている。熾烈な本塁打王争い。シーズンは残り10試合だ。