大谷翔平は「15勝間近であるべきだ」 好投実らぬ“孤立無援”状態に米で同情の声

7回、ケルニックに同点ソロを被弾したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
7回、ケルニックに同点ソロを被弾したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大谷は勝敗のつかなかった12試合の内、10試合が自責点2以下

■マリナーズ 5ー1 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、マリナーズとの今季本拠地最終戦に「2番・投手」で出場。7回10奪三振5安打1失点も打線の援護なく勝敗はつかず、今季10勝目はならなかった。今季の“投手・大谷”は23試合登板で9勝2敗、防御率3.18。勝敗のつかなかった12試合の内、自責点2以下は10試合もあるという。

 白星を挙げれば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来、103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打達成だったが、3度目の挑戦も届かなかった。

 この状況にエンゼルス公式ラジオの司会者トレント・ラッシュ氏は自身のツイッターを更新。「オオタニは今年12回勝ち負けがつかない登板があった。この12試合のうち、10試合で自責2以下だった」と説明し、「勝ち負けがつかなかった試合:63イニング、自責21……防御率3.00(ニューヨークでの2/3回自責7を含む)」と綴った。

 好投してもなかなか白星に結び付かない今季の大谷。ファンの一人は「18勝2敗になっていたかもしれない」とコメントした。ラッシュ氏はこれに対して「ちょっと言い過ぎ。クオリティスタートは14回だ。ただ、彼は10勝ではなく、15勝の一歩手前であるべきだ」と返信し、“無援護”が続く大谷に同情している。

 プレーオフ進出を逃し、好投を見せても10勝目が遠い二刀流・大谷。米メディア、ファンのフラストレーションは溜まる一方だ。

(Full-Count編集部)

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