大谷翔平、来季から外野手を本格解禁か 指揮官明言「重要な試合でフィールドに」

5月のアストロズ戦で右翼守備に就いたエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
5月のアストロズ戦で右翼守備に就いたエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

来季の二刀流起用法は「何も変える理由が見当たらない」と発言も…

 エンゼルスのジョー・マドン監督は2日(日本時間3日)、敵地・マリナーズ戦前に日本メディア向けのオンライン会見に応じ、大谷翔平投手の来季の二刀流起用プランの一端を明かした。

 大谷は4年目の今季、開幕から投打の二刀流でフル回転している。投手で23試合登板し、9勝2敗、防御率3.18。打者では1日(同2日)まで153試合出場して打率.258、45本塁打、99打点、26盗塁。シーズン終盤までリーグの本塁打王のタイトル争いを繰り広げている。

 今季はこれまで登板前後に設けられてきた休養日を撤廃。大幅な成績アップにつながった。マドン監督は「(今年と)何も変える理由が見当たらない」と来シーズンの基本的な起用方針を明かした。

 一方、ナ・リーグ本拠地では守備には就かせず、ベンチスタートとなっていた。「もし来年も(DH制のない)ナ・リーグのルールでプレーする場合、(プレーオフ進出が関わる)重要な試合ではフィールドに立ってもらいたいと思う場面は出てくるだろう」と“外野手・大谷”を本格的に解禁する可能性を示唆した。

 今季は降板した後に右翼手で4試合、左翼手で1試合に出場した。二刀流・大谷は来季さらに起用法の幅を広げるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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