元巨人マイコラスが6回2失点の好投 ファン大歓声「僕にとって大きな意味」

ブレーブス戦で好投したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
ブレーブス戦で好投したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

開幕に向けて万全調整「今ある状態に満足している

 今季からカージナルス入りした元巨人のマイルズ・マイコラス投手が22日(日本時間23日)、本拠地ブレーブス戦でオープン戦5度目の先発に臨み、6回を投げて4安打5奪三振1四球2失点(自責2)と好投した。最近3試合では合計15イニングを投げて、わずか2失点の好投。MLB.comで番記者を務めるジョー・トレッサ記者によれば、マイコラスは「今ある状態に満足している」と話したそうだ。

 初回を3者凡退とした右腕は、2回に四球と右前打などで1死一、三塁としたところで、カレラに左翼へタイムリーを運ばれて1点を失う。2回最後の打者から5回を締めくくるまで打者10人を連続凡退。6回に先頭から右翼への三塁打、右前打と続かれ、2点目を失った。

 地元ラジオ局でホストを務めるトム・アッカーマン氏は自身のツイッターを更新。マイコラスの降板時にファンから大歓声が沸き、右腕は「オープン戦最初の2戦が悪かった後で、ファンは困ったと思ったはず。だからこそ、僕にとって(声援は)大きな意味がある。自分の持てる全てをファンに見せるのが楽しみだ」と話した様子を伝えている。

 マイコラスはオープン戦初登板となった2月25日(同26日)アストロズ戦では1回2/3で7安打6失点と炎上。2戦目の3月3日(同4日)ブレーブス戦でも3回を6安打4失点だった。だが、9日(同10日)アストロズ戦では4回無失点、16日(同17日)ナショナルズ戦では5回無失点の快投。この日も6回2失点の好投で、開幕に向けて順調な仕上がりを見せている。

(Full-Count編集部)

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