通算219勝グリンキーはアストロズを離れナ・リーグ移籍か ヤ軍ガードナーらFAに

アストロズからFAになったザック・グリンキー【写真:Getty Images】
アストロズからFAになったザック・グリンキー【写真:Getty Images】

ヤ軍ガードナーは約1.3億円の違約金を受け取る

 アストロズからFAになった通算219勝右腕、ザック・グリンキー投手がナ・リーグ球団への移籍を望んでいると米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が自身のツイッターで伝えた。

 ナイチンゲール氏はアストロズに関連する3つのニュースを自身のツイッターに掲載。1.名声高い投手コーチ、ブレント・ストロム氏が引退、2.ザック・グリンキーはアストロズを離れるが、ナ・リーグ球団で投げることを望んでいる、3.ダスティ・ベイカー監督は戻ってくる、2022年契約に48時間以内にサインすると記した。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「ザック・グリンキーはアストロズと再契約しないとみられる」との見出しで伝えた。今オフの労使協定で、ナ・リーグにDH制が導入されると広く考えられており、両リーグの最大の違いがなくなるため、グリンキーがナ・リーグを望んでいることは表面的には奇妙に思える。しかし、2011年から2019年までナ・リーグでプレーしたグリンキーは、概してナ・リーグ球団の宿泊施設や球場を気に入っているのかもしれないと指摘している。

 38歳のグリンキーはロイヤルズ、ブルワーズ、エンゼルス、ドジャース、ダイヤモンドバックス、アストロズに在籍してきた。今季は11勝をマーク。打撃にも定評があり、ワールドシリーズでは98年ぶりとなる“投手代打安打”を放ち、話題になった。

 また、米紙「ニューヨーク・ポスト」はヤンキースのブレット・ガードナー外野手とブレッド・オディ投手がFAになったと伝えた。ガードナーは230万ドル(約2億6200万円)の選手オプションを行使せず、ヤンキースも715万ドル(約8億1400万円)の球団オプションを行使せず、115万ドル(約1億3100万円)のバイアウト(違約金)を受け取る。双方とも再契約に前向きだという。

 さらに、レッズのニック・カステヤノス外野手もオプトアウト(契約破棄)の権利を行使してFAになったと米メディアが報じた。カステヤノスは昨年1月に4年総額6400万ドル(約72億8000万円)でレッズと契約。1年目と2年目終了後のオプトアウトが含まれていた。今季は138試合出場、打率.309、34本塁打、100打点をマークした。

(Full-Count編集部)

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