鈴木誠也がポスティングでメジャー挑戦とMLB公式報道　113億円男と「比較できる」

関係者の話として伝える「我慢強さとパワー、そして盗塁に対する才覚も」

　広島の主砲・鈴木誠也外野手が今オフ、メジャー球団に移籍するためポスティングシステムを利用することが予想されると、MLB公式サイトがトップで大々的に伝えた。広島から正式な発表はないものの、関係者の話として日本シリーズ終了後に申請する見通しを述べている。

　侍ジャパンの4番として、東京五輪の金メダル獲得にも貢献した鈴木誠。今や日本球界を代表する打者で、同サイトは「スズキは国際的な舞台でも優秀な活躍をしている。2019年のプレミア12でもMVPに輝いた」と輝かしい経歴を紹介した。

　今季は首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得。リーグ3位の38本塁打、リーグ4位の88打点を挙げており、記事でも「我慢強さとパワー、そして盗塁に対する才覚もある右打者で、アトランタ・ブレーブスのスター選手であるロナルド・アクーニャJr.とも比較できる」と強調。2018年に新人王を獲得し、2019年には8年総額1億ドル（約113億円）の契約を結んだ23歳のスター選手を引き合いに出した。

　ポスティングを申請した際、外野の主力コンフォートがFAとなるメッツが獲得に名乗りを上げる可能性を指摘。さらに、過去にダルビッシュ有投手ら日本人選手を獲得した実績のあるレンジャーズの名前も挙げ「スズキの長打力はテキサスのラインナップに歓迎されるだろう。彼らは右打者のHR数がア・リーグ最下位だった」と言及した。鈴木誠の決断に注目が集まる。

（Full-Count編集部）